[初心者向け]用紙の厚さ「kg」〜なんで“厚み”なのに“kg”?

用紙の厚さkg 印刷通販
印刷通販

印刷通販で用紙を選ぶときによく目にする「kg」。

馴染みがない人にとっては

んで、結局、名刺を作るなら何キロがいいの?

よーくわかります。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
DTPデザイナー歴約15年、現役グラフィックデザイナーのセトガワです。

…かく言う私も、新人の頃には「kg」がよくわからず、名刺なのに間違って薄い紙で発注しちゃって、当時の会社とクライアント様にご迷惑をおかけしたことがありました…

よくわからないのにテキトーに発注して、実際仕上がった物をみてからイメージと違った!
…な〜んてことがないように!

紙の「kg」は厚みのこと

「kg」は重さを表す単位ですが、紙の場合は、厚みを表すための単位です。

セトガワ
セトガワ

紙の厚さを表す単位は「kg」のほかに、坪量(g/㎡)、紙厚(μm)など があります。

90kgや110kgなどの数字が低いほど薄く・高いほど厚いです。

この「kg」は「斤量(きんりょう)」という単位が使われています。
「連量(れんりょう」」とも言います。

元になっている大きさの紙(=原紙)を1,000枚重ねたときの重さです。

たとえば…

「90kg」は1000枚を重ねたときに重さ90kg
「110kg」は1000枚を重ねたときに重さ110kg …となりますので

重さの単位の「kg」ながら、紙の厚みを表すための目安になるというわけです。

「原紙」は、主に四六判、菊判というサイズの2種類で計算されます。
(1種にしようや!わかりにくい!…と思うけどそういう訳にもいかない…)

この2種類の原紙、サイズが違うのですから、1,000枚重ねたときの重さも当然、違います。この例を挙げると「四六判110kg」と「菊判76.5kg」は同じです。

厚さを「kg」で示されている場合は、どちらのサイズが元になっているのか、確認が必要です。

でも! 多くの印刷会社で「四六判(788×1091mm)」を元にしていますので、印刷通販を使う場合はほとんどが四六判と考えて良いです!

このブログで説明することは四六判の場合です。

用紙の厚さ別!よく使われるシーン

ではそれぞれの厚さの紙はどんなシーンで使われるか。
一例をまとめてみました。

 斤量
(四六判)
よく使われる例
58kg大部数の特売チラシ、新聞折込チラシなど
70kg
73kg
一般的なコピー用紙に近い。雑誌や本の本文、ノートの本文など
90kg一般的なチラシ、雑誌の本文など
110kg商品パンフレット、高級感のあるフライヤーなど
135kg冊子の表紙、ポスター、商品パンフレットなど
180kg官製ハガキに近い。DM・ポストカード、薄めの名刺、スタンプカード、賞状など
220kg厚めのハガキ。DM・ポストカード、厚めの名刺、スタンプカードなど

おわりに|まとめ

「kg」は基本的に重さを表す単位ですが、紙の場合は、厚みを表すための単位

大きなサイズの「原紙」を1,000枚重ねたときの重さです。
厚さと重さは比例するので、紙の厚みを表すための目安になります!

注意したい点は、同じ斤量(kg)でも、紙の種類や紙メーカーによって、厚さも・手で持った時の感じ方も違ってくるということ。
空気を多く含んでいたり・コシがあったり…といった具合です。

印刷通販でお馴染みの紙「コート」や「マットコート」「上質」などは、ほぼ前項の表に当てはめることができます。

でも、フワッとした紙とかザラザラな紙とか…、特殊紙や高級紙の類いだと、感じ方が全然違います。

気になる方は、印刷通販会社の用紙のサンプルを取り寄せてみると、よりピンとくると思います。

作りたいものによって、適切に厚さを選びましょう♪

タイトルとURLをコピーしました