ネット印刷通販はなぜ安い?[メリット・デメリット]こんな人におすすめ

印刷通販のメリット・デメリット 印刷通販
印刷通販

地元の印刷会社に比べて、通販だとかなり安いけど…大丈夫なの?

そんな風に思ったことはありますか。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
DTPデザイナー歴約15年、現役グラフィックデザイナーのセトガワです。

リーズナブルなのが最大の魅力のネット印刷通販。
デメリットはあるの? どんな人に向いてるの?

この記事では、その疑問にお答えしていきます!

そもそもネット印刷通販とは

希望する印刷物をオンラインで注文ができるサービス。
ユーザーは好きなタイミングで印刷会社にデータを送信し、印刷したものを宅配便で納品してもらえます。

納期が即日〜10日ほどの間で選択でき、納期が長いほど印刷料金が安価になるシステムが多くの会社で取り入れられています。

取り扱っている商品は印刷会社によって違い、それぞれの特色や得意分野がみられます。
チラシやポストカード・冊子などの紙の印刷物をはじめ、大型印刷物、立体物、アパレルまであったりして、本っっ(中略)っっ当に、多岐にわたります。

ネット印刷通販のメリット

印刷料金が安い

最大の魅力は、印刷料金が安いこと!
その秘密は、コストを徹底的に省くことにあります。

① 人件費を最小限に

印刷通販会社には、顧客一人ひとりの担当営業マンがいません。

可能な限りあらゆることが自動化されていて、必要最低限の連絡はメール(場合によって電話)で対応しています。
また、人件費の安い海外で製造する場合もあります。

② 多面付けで一気に印刷

街の印刷会社では、通常、1種類の印刷物で1回機械を稼働させることも多くあります。

ですが、印刷通販では、1度の印刷で同じ紙や似たサイズの案件を複数 組み合わせ、まとめて印刷しています。これを「多面付け」と言い、ロスを省くための方法のひとつ。

③ 空いている印刷機を活用

いくつかの会社では、自社の印刷機を持たずに、複数の印刷会社と提携して、余裕がある印刷機を利用して印刷代行を依頼します。
(自社で印刷機を所有する会社も もちろんあります!)

これによって、高額(ウン千万〜億も!)な印刷機の初期投資、オペレーターの人員、機械の維持・保守、場所代などにかかるコストを抑えています。

24時間いつでも発注できる

オンラインの環境さえあれば、見積もりや問い合わせ、発注まで全てのことができます。

サポートは、メールや電話が主です。中には24時間サポート受付をしてくれる会社もあったりして、本当に頭が下がります…コンビニかよ…

そのため、印刷会社の人に会う必要がありません。
ずっとパジャマでも恥ずかしくないです。

短納期

会社によって様々ですが、当日仕上げ・翌日到着の特急プランがあります!たとえば、万一のトラブルで急ぎたいときなんかには強〜い味方です。

街の印刷会社は、営業マンとの打ち合わせで印刷の仕様を決めることがほとんどです。見積もり、印刷機の稼働状況の確認、納期の調整など、待っている時間がどうしても必要でした。

その点、印刷通販は、ホームページ上に基本的な価格も納期も掲載されています。

ユーザーがすべての条件を決めた上で発注するので、打ち合わせの時間が必要ありません。

ネット印刷通販のデメリット

用紙の種類、形が限定される

街の印刷会社ならば、膨大な種類の紙から選んで使うことができます。
特殊な形状や後加工をしたい場合も、最大限 柔軟に対応してくれますが

印刷通販の場合、選べる紙の種類や形状はぐっと減り、オーソドックスなものが大半です。ホームページに掲載していない商品は対応していないことも…

種類の豊富さ・特注相談ができる柔軟さが魅力になっている会社もあります!

個別の色調整がむずかしく、品質にバラつきがある

街の印刷会社であれば「色校正」に対しての色調整を指示することができますが
印刷通販は基本的に入稿されたデータをそのまま印刷します。

色の調整を行う場合は、データを修正して再入稿する形になります。

また、データは同じでも、会社によって色味が違う・初回と二回目では若干色が違うなど、色に関しては正直弱いところかもしれません。

そのバラツキが比較的少ない会社は、やはり高い評価を得ています。

価格に惑わされ、比較が大変

「◯◯の条件だとA社が安いが、△△の条件だとB社が安い」ということは往々にしてあります。
A社の方が安価かと思えば、オプションを加えると結果B社が安価になってしまうこともあります。

すべて自分で調べ、比較する必要があります。
希望する条件が多ければ多いほど、比較するのは、ぶっちゃけ大変です。

細かな要望への対応、在庫管理ができない

街の印刷会社なら、特殊印刷・梱包単位の指定など…細かな条件に対応してくれますが
印刷通販では、全ての会社では対応していません

反対にそれを展開しウリにしている会社もあります。

また印刷通販は、印刷物の保管・在庫管理も対応外。「印刷終了後に即発送」が基本です。

ある程度の知識とデータが必要

初心者が一番つまずくのが入稿データでしょう。
デザインを作るのもユーザー、入稿データを作るのもユーザーです。

最近はOfficeソフトで作ったデータを受け入れてくれる印刷会社がかなり増えましたが
基本は、指定の条件で保存された「完全データ入稿」が前提となっています。

(完全データとは、データの修正が必要ない、印刷可能なデータのこと)

また、街の印刷会社であればできる、事前の提案やアドバイスはありません。

もちろん問い合わせのサポート窓口はどの会社にもあります。様々な対応マニュアルを用意していても、街の印刷会社ほどの手厚いサポートが期待できる会社は少ないでしょう。

地方発送は輸送で時間がかかる場合も

短納期で手元に届くのは、対応地域だけ。
発送元(印刷工場)の位置によっては、北海道地方・九州地方だと輸送に中2日〜かかることもしばしば。

印刷料金を安くするために長納期プランを選ぶなら、加えてもっと時間に余裕をもつ必要があります。

メリット・デメリットまとめ。こんな人におすすめ

こんな人におすすめ!
  • とにかく安く印刷したい!ほんの少しの妥協なら許せる
  • 特殊すぎる印刷・要望はない。オーソドックスでOK
  • パソコンを使って印刷物のデータが作れる
  • 急いでる。はやく欲しい!

リーズナブルに印刷できることが何よりのメリットです。
デメリットが多く見られる気がしますが、そのマイナスポイントを打ち消すくらいの魅力を感じます。

自分でわからないことはある程度は調べられる。
作りたいもののイメージを考えられる。

そんなアタナに、ネット印刷通販は強くおすすめできます!

メリット
  • 印刷料金が安い
  • 24時間いつでも発注できる
  • 印刷会社の人に会う必要がない
  • 短納期
デメリット
  • 用紙・形が限定される
  • 色の調整が難しい
  • 各社の比較が大変
  • 細かな要望には対応できない
  • 知識とデータが必要
  • 地方は輸送期間がある

紹介したデメリットは、印刷会社の努力によって解消できる場合もあります!
必ずしもNGとは限らないので、印刷会社のHPで確認してみてください。

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