【誤読】見間違いしやすい英数字リスト:ヒューマンエラーを防ぐ

見間違いしやすい英数字リスト デザイン
デザイン

メールアドレスやサイトのURL、IDナンバーやパスワード、ライセンスキーなどなど… 考えてみると英数字の文字列はとても身近なものですよね。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
DTPデザイナー歴約15年、現役グラフィックデザイナーのセトガワです。

もちろん、私自身も仕事で英数字の文字列を扱うときがあります。コピペなら間違える可能性も少ないものの、紙の資料を見ながらだと、すごく、ものすごく! 気を使います。

セトガワ
セトガワ

もし間違いに気づかないでいると…後々、大問題に…

間違わないように意識・確認することは大・大・大前提ですが、ヒューマンエラーは100%ゼロにはできないでしょう。にんげんだもの。(←)

そこで、アルファベット・数字(+ちょっと記号)に絞って、
見間違え・読み間違えをしやすい英数字をまとめました。

あわせて、できる限りヒューマンエラーを防ぐ方法も紹介しますので必要に応じて実践してみてください!

見間違え・誤読しやすい英数字リスト

意外に多くて驚くと思いますが、手書き文字か入力文字かによって間違えやすい頻度にも差が出ます。一概に共通ではありません。

セトガワ
セトガワ

ですが、
手書き文字・入力文字に共通して特に間違いやすいであろう文字はで表示しておきます。

入力するとき・誰かに情報を教えるときのチェックにお役立てください!

数字

間違いやすい字修正候補
0(ゼロ)英字 O o(大文字・小文字のオー)・英字 D(大文字のディー)
1(イチ)数字 7・英字 l(小文字のエル)・
英字 I i(大文字・小文字のアイ)・/(スラッシュ)
2(ニ)英字 Z z(大文字・小文字のゼット)
3(サン)数字 8
5(ゴ)英字 S s(エス)
6(ロク)英字 b(小文字のビー)・数字 8・英字 G(大文字のジー)・数字 0
7(ナナ)数字 1
8(ハチ)英字 B(大文字のビー)・数字 3・数字 6
9(キュー)英字 q(小文字のキュー)

アルファベット

間違いやすい字修正候補
A(大文字のエー)英字 R(大文字のアール)
a(小文字のエー)英字 d(小文字のディー)・英字 o(小文字のオー)
B(大文字のビー)数字 8
b(小文字のビー)数字 6
D(大文字のディー)英字 O(大文字のオー)・数字 0
d(小文字のディー)英字 a(小文字のエー)
G(大文字のジー)数字 6
I i(大文字・小文字のアイ)数字 1・数字 7・英字 l(小文字のエル)・
英字 j(小文字のジェー)・/(スラッシュ)
j(小文字のジェー)数字 1・英字 l(小文字のエル)・英字 i(小文字のアイ)
l(小文字のエル)数字 1・数字 7・英字 I i(大文字・小文字のアイ)・
/(スラッシュ)
O(大文字のオー)数字 0・英字 Q(大文字のキュー)・英字 o(小文字のオー)
o(小文字のオー)数字 0・英字 a(小文字のエー)
Q(大文字のキュー)英字 O(大文字のオー)・数字 0
q(小文字のキュー)数字 9
R(大文字のアール)英字 A(大文字のエー)
S s(大文字・小文字のエス)数字 5
U u(大文字・小文字のユー)英字 V v(大文字・小文字のブイ)・英字 y(小文字のワイ)
V v(大文字・小文字のブイ)英字 U u(大文字・小文字のユー)・英字 y(小文字のワイ)
y(小文字のワイ)英字 v(小文字のブイ)・英字 u(小文字のユー)
Z z(大文字・小文字のゼット)数字 2

ほか、「C」「K」「W」などは大文字と小文字の形が似ているので、その区別も注意が必要です。

記号

間違いやすい字修正候補
/(スラッシュ)数字 1・英字 I i(大文字・小文字のアイ)・英字 l(小文字のエル)
_(アンダーバー)(ハイフン)
(ハイフン)_(アンダーバー)
:(コロン); (セミコロン)
;(セミコロン):(コロン)
,(カンマ).(ピリオド)
.(ピリオド),(カンマ)

ほか、_(アンダーバー)と-(ハイフン)は、全角のー(長音)や─(罫線)にも似ているので注意が必要です。

ヒューマンエラーを出来るかぎりなくす方法

では、見間違えやすい英数字の対策は、どうすればいいのでしょうか?
考えられる対策は以下です。

  1. そもそも使わない
  2. ふりがな・説明を付ける
  3. 手書きの際は、間違えにくい書き方をする または 筆記体で書く
  4. 分かりやすい「UDフォント」を使う
セトガワ
セトガワ

どの対策がオススメか・適切かは、シーンによって違います。目的に合わせて実践してみてください。

ではそれぞれの項目をもう少し詳しく解説します。

1. そもそも使わない

元も子もねーよ! そうは言っても、確実っちゃ〜確実ですよね?

実際、間違えやすい文字はライセンスキーには使わない、というサービス・製品もあります。例えば、Microsoftのプロダクトキーでは、見間違え防止のために「数字:1・5・0」「英字:A・E・I・L・O・S・U」は使用しません。

でも、普段は先のリストで紹介した文字使わないでいるのは、正直ムリがあります。なんせ我ながらまとめた数が多すぎて…

そこで、有効なのが、次項「ふりがな・説明を付ける」です。

2. ふりがな・説明を付ける

間違いやすい文字にふりがな(ルビ)や説明メモを付け加えて、見る人にわかりやすく伝える方法があります。

たとえば以下のようにです。

左の画像のように「l(エル)」や、ほかにも「0(ゼロ)」といった具合で、文字の前や下などにふりがなを付けてあげたり、右の画像のように説明をメモすることで
読む側も安心ですし、見間違い防止につながります。

セトガワ
セトガワ

書くときはちょっと手間が増えますが、
私 個人的には、この方法が業種も問わず・より多くの人に的確に伝わりやすいのでは、と考えています。

3. 手書きの際は、間違えにくい書き方をする または 筆記体で書く

職業によっては馴染みがある人もいるかもしれません。

「0(ゼロ)」の中央に斜線を入れたり(斜線付きゼロ)、「D」のタテ画に印を入れたり…などです。(この印の名前ってなんなんでしょう? …知ってる方いますか…)

  • 数字 0(ゼロ)は中央に斜め線(スラッシュ)……英字 O(オー)と間違いやすい
  • 数字 7(ナナ)はタテ画をしっかり書く。または左のタテ画に印……数字 1と間違いやすい
  • 英字 D(ディー)はタテ画に印……数字 0(ゼロ)や英字 O(オー)と間違いやすい
  • 英字 Z(ゼット)は斜め画に印……数字 2と間違いやすい
  • 英字 I(アイの大文字)は上下に横線。……数字 2と間違いやすい。ただし長過ぎるとカタカナの「エ」に間違いやすいので注意
  • 英字 O(オー)は大文字は上に横線・小文字は下に横線……数字 0と間違いやすい
  • 英字 l(エルの小文字)は筆記体……数字 1や英字 I(アイの大文字)と間違いやすい
  • 英字 q(キューの小文字)は筆記体……数字 9と間違いやすい

いずれも「必ずこう書かなければならない」という決まりはありません。

金額や計算式の中で“明らかに数字”だとわかるなら不要でしょう。職種や所属する部署・会社によっても様々です。仕事上で書きたい場合は、会社の方針や上司と相談のうえで書きましょう!

4. 分かりやすい「UDフォント」を使う

UDフォントとは、ユニバーサル・デザイン(Universal Design)されたフォントのことです

文字の形がわかりやすい・読みやすい・誤読しにくいように設計されたフォントで、間違いやすい文字にも配慮されてデザインされています。

UD Font (Universal Design Font : ユニバーサルデザインフォント ) 少し前から注目をされている「ユニバーサルデザイン」のコンセプトに基づいたフォントです。

※UD(ユニバーサルデザイン)とは、”できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザイン”を基本コンセプトとしたデザインの事で、人が生活する上で「使いやすさ、見やすさ」といった細かい部分にも配慮・工夫をしたデザインをさします。

一般の人はもちろん、お年寄りや障害者の方、外国人の方など皆が「便利だな、使いやすいな」と思えるデザインです。

引用:Font Garage「UDフォントって?」より

UDフォントを使用することで、見間違えられてしまうリスクは低減できます。

ここで実際に私が持っているUDフォントと非UDフォントを見比べてみましょう。
(MORISAWA PASSPORTより)

さすがにO(オー)と0(ゼロ)“だけ”が何も説明なく並んでいる場合はわかりにくい(そんなシーンはほとんど無いと思うけど)かもしれませんが

文字の高さ・幅を見比べると、英字と数字の違いは考えられてデザインされてることがわかると思います。大文字 I(アイ)と小文字 l(エル)や、数字 6と英字 b(ビー)の違いがより明確になっていますね。

念のために書いておきますが、非UDフォントが悪いと言っている訳ではありません。UDフォントがより分かりやすいように比較した次第です。

UDフォントは、近年注目されてフォントメーカー各社から発表されています。主に有料のものが多いです。フォント名に「UD」と付くので、お持ちのフォントを調べてみてください。

UD以外のフォントを使う場合は、読みにくくないかリストを見ながらチェックしてみることをおすすめします。

セトガワ
セトガワ

「カワイイから」という理由だけで使うフォントなら、特に一文字ずつ確認すると良いと思います。

最後に[まとめ]

いかがだったでしょうか。意外に見間違いやすい英数字は多い印象だったと思います。

この記事では、アルファベット・数字(+ちょっと記号)に絞って、間違いやすい文字をなるべく多く紹介しました。手書き文字だからこそ・入力文字だから間違えやすいこともありますが、とにかく沢山の例を集約したつもりです! 

メールアドレス、ホームページのURL、電話番号や認証番号などなど、身近に英数字の文字列は多く溢れています。

もし間違いに気づかずに人に伝えてしまうと、連絡がとれないどころか、お店や会社の情報なら大問題になってしまいます。

間違わないように意識・確認することは大・大・大前提ですが、
できる限り正確に伝えられるよう、紹介したヒューマンエラーをなくす方法もあわせて実践してみてほしいと思います。

お読みいただきありがとうございました!

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