【Illustrator】リンク切れの原因と、99%回避できるデータ管理方法

Illustrator画像のリンク切れ原因 デザイン
デザイン

以前作ったIllustratorファイル。
今日開いたら「「○○」というリンクファイルが見つかりません。」!?

セトガワ
セトガワ

あー、それ、「リンク切れ」ですね。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
DTPデザイナー歴約15年、現役グラフィックデザイナーのセトガワです。

今回は、データの整理をしたとき・データをあげたときにやってしまいがちな「リンク切れ」の話です。

私も以前はしょっちゅうリンク切れさせちゃってました…。
でも、今は99%ありません! その回避方法、紹介します!

リンクが切れる原因

考えられるリンク切れの原因
  • 画像のファイル名を変更した
  • 画像を別のフォルダへ移動させた・フォルダ名を変えた
  • Illustrator(.ai)データのみで受け渡しした

「あぁー…」って声が出たあなたは身に覚えがありますね? はい。私もです。(ぇ)

[リンク配置]とは?

Adobe Illustratorで画像を挿入する方法で、イラレデータ(.ai)とは別にある画像をプレビューしている状態。
指定された【画像の保存場所+画像のファイル名】から呼び出して表示させています。

【画像の保存場所】【画像のファイル名】このどちらかでも、指定されているものと異なればリンク切れになります。

では原因を一つひとつ解説します。

原因1. 画像の[ファイル名を変更]した

イラレデータ(.ai)にリンクで配置された画像は、【画像の保存場所+画像のファイル名】が指定されています。

ファイル名(画像名)を変更すると、指定された場所に“指定された名前のファイル”が見つからないことになり、リンク切れになります。

原因2. 画像を[別の場所へ移動]させた・[フォルダ名を変えた]

ファイル名を変更した場合と同様です。

画像の保存場所+画像のファイル名】の保存場所を変えると、“指定された場所に”指定された名前のファイルが見つからないことになり、リンク切れになります。

セトガワ
セトガワ

データの整理をするとやってしまいがち。私も以前はしょっちゅうあった…

原因3. Illustratorデータのみで受け渡しした

初心者にありがちなミスのひとつ。

イラレデータ(.ai)に配置されている画像がリンクの場合は、受け渡しするときには画像とセットにして渡すことが必要です。

自分のパソコン内では指定された場所に画像があるので表示されますが、相手のパソコン内にはその画像がありませんのでリンク切れになります。

印刷会社に入稿したときの、データ不備「あるある」です。複数配置する画像がひとつでも不足していたら、印刷どころか表示すらできません。

リンク切れの回避方法

回避方法は、リンクが切れてしまわないようなデータ管理と言い換えることができます。

データの管理方法は人それぞれですが、例えばこれらの方法。

リンク切れしないデータ管理
  • 画像の【画像の保存場所+画像のファイル名】を変えない
  • イラレデータに画像を埋め込む
  • イラレデータと同じ階層に保存する
  • イラレデータと同じ階層に「Links」フォルダを作って保存するオススメ

回避方法1. 画像の【画像の保存場所+画像のファイル名】を変えない

作成した時と全く同じにしておくこと。そりゃーそうだろう、という声も聞こえそうでが、いわば正攻法です。

でもデータ整理をしたりすればアウト。
沢山のデータを管理している場合はおすすめできません。

誰かとデータを共有する場合もイマイチです。

回避方法2. 画像を埋め込む

画像配置を[リンク]ではなく、[埋め込み]にするという方法。

「画像データの管理をしたくない」「もう編集をあまりしない」「印刷会社に渡すデータを作る」という場合は、コレがおすすめです。

[リンク]は外部の画像データをプレビューで表示させる方法であると先に解説しましたが、[埋め込み]はイラレデータ(.ai)内に画像も含める方法です。

セトガワ
セトガワ

そもそも“リンク”してないので、切れようがありません♪

イラレデータ(.ai)ひとつで完結されるので、管理するデータは大変シンプルです。

ただし、もちろんデメリットもあります。
画像の編集をすると差し替えるのに手間がかかること。

そして、イラレデータがすごく重くなること。

複数のイラレデータで同じ画像を使い回していると、使っている回数分データ容量が増えてパソコンの空き容量を圧迫してします。

回避方法3. 同じ階層に保存しておく

画像をイラレデータと同じ階層(フォルダ)に置くことでも解消されます。

指定された保存場所に目的の画像ファイルがない場合、まず自身と同じ階層を調べて再リンクします。
ですから、フォルダ名を変更しても、同じ階層に画像ファイルがあればリンク切れすることはありません。

デメリットとしては、使っている画像数が多いと、フォルダ内がゴッチャゴチャになるということでしょう。

1点や2点ならまだいいですが、何十点にもなると編集したいイラレを見つけるだけで時間かかったりとかね……。効率が悪すぎてイヤになっちゃいそうです。

回避方法4. 同じ階層に「Links」フォルダを作る ★オススメ★

これが1番のオススメです!

イラレデータ(.ai)と同じ階層(フォルダ)に「Links」という名前のフォルダを作り、その中に使っている画像を全て入れる方法です。※CS6・CC以降

フォルダ名は、必ず「Links」です!ここ重要。
「LINKS」や「links」ではダメです。「L」のみが大文字の半角英字です。

前項で、指定された保存場所に目的の画像ファイルがない場合、まず自身と同じ階層を調べて再リンクされることを書きました。
そして、その次に調べるのが、同じ階層にあるLinksフォルダの中です。

【Linksフォルダ+イラレデータ(.ai)】をセットにして管理すればリンクが切れることはありません。

データ整理しようが、格納されているフォルダ名を変えようが、
Linksフォルダ内に指定した名前の画像ファイルがありさえすれば大丈夫です。

[リンク]で配置しているので、イラレデータ(.ai)は軽いですし、画像編集した時も反映が簡単。沢山の画像を使っている場合はコレが1番シンプルで安全と言えると思います!

セトガワ
セトガワ

データ整理によるリンク切れ常習犯だった私は、
Illustrator CCに乗り換えて「Links」フォルダの存在を知ったときは喜びに震えました←

おわりに

リンク切れさせないデータ管理は、作業効率化にも直結します!

考えられるリンク切れの原因
  • 画像のファイル名を変更した
  • 画像を別のフォルダへ移動させた・フォルダ名を変えた
  • Illustrator(.ai)データのみで受け渡しした
リンク切れしないデータ管理
  • 画像の【画像の保存場所+画像のファイル名】を変えない
  • イラレデータに画像を埋め込む
  • イラレデータと同じ階層に保存する
  • イラレデータと同じ階層に「Links」フォルダを作って保存するオススメ

私は仕事柄もあって、膨大な数の画像データを管理しなければなりません。わかりやすく管理するためには、データの整理は大事な仕事のひとつです。
それ故に、リンクが切れやすいのは「仕方がないこと」になっていました。(今思えば管理が下手だったのかも…)

紹介した「Links」フォルダにまとめることで、現在はほとんどリンク切れすることはありません。私のための機能かと勘違いするほどLinksフォルダ様は救世主的存在。

配置した画像は、適切な管理を心がけましょう!
データの管理で困っている方のヒントになれば嬉しいです。

ちなみに、Illustratorでの画像の配置は、[リンク]と[埋め込み]の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、使い分けることができると、ステップアップできるはず。詳細は、まとめた記事をご覧ください♪

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